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結果として・・・彼の弱みをつく形になったのは・・・ 「私では・・・」 不本意ではありました。 「真琴の替わりにはなりませんか?」 しかし・・・私にとって・・・ 「ずっと・・・好きでした・・・」 それは紛れもなく、真実だったから。 「私と・・・付き合ってください」 私は満足しています。 「私が・・・あなたを・・・」 たとえ彼が今もなお、真琴の姿を追い求めていたとしても・・・ 「癒してあげます」 いつの日か、私に眼を向けさせてみせる。 そのつもり・・・だった・・・ のに!! 商店街で買い物をした帰り、私は見てしまった。 奴の姿を・・・。 「この非国民が!!」と罵りたくなるような金色のツインテール。 貧弱な脳味噌の割に、適度に育った肉体。 一見して 「真琴・・・」 なんてことでしょう・・・それは間違いなく真琴でした。 真琴が・・・帰ってきたのです。 (まずい・・・非常にまずいです・・・) どれくらいまずいかというと、日本海で遭難して気がついたら北○鮮に流れ着いてたときくらいまずいです。 真琴が帰ってきたことを祐一さんが知れば・・・さぞ喜ぶでしょう。 あの人の喜ぶ顔を見るのは・・・なんとなく「ぐへへ♪」な感じですが、今回ばかりはそうもいきません。 祐一さんはいまもまだ真琴を想っているのは間違い有りません。 となると、当然帰ってきた真琴と恋人同士になるでしょう。 それだけは・・・駄目。 そうなったら・・・私はまたひとりぼっちになってしまう。 せっかく見つけた・・・私の居場所。 たとえ真琴にだって・・・邪魔はさせない!! (祐一さんに出会う前に・・・狩る!!) さて、狩るといっても・・・具体的にはどうしましょう? もちろん、あんな似非知性体ごとき、私の手にかかれば消すのはたやすいのですが・・・ できれば、穏便に済ませたいところです。 となると、やはり・・・ 「薬殺ですね(ぉぉ」 保健所だって有害動物に対して同じ事をやってますし。 だいいち、「妖狐」などという怪しげな存在だけに、動物虐待(器物破損)の罪にもならないでしょう。 そうと決まれば善は急げです。 真琴を「例の場所」で待ち伏せしましょう。 「例の場所」・・・皆さんおわかりのはずですね? そう、コンビニです。 どうせあの脳味噌があるのかないのか怪しい真琴のこと、まるで麻薬の中毒患者のように肉まんをあさりに来るに違いありません。 というわけで、私は真琴がいつも立ち寄っていたコンビニに先回りをして、そこの店員に変装して待ち受けていたのです。 ・・・ちなみに・・・本当の店員がどうなったかは秘密です。 「あぅ〜、肉まん〜」 案の定。やってきました。 まったく・・・愚かな奴ですね・・・。 「いらっしゃいませ〜」 真琴なんぞに丁寧語を使うのは不本意ですが、これも祐一さんと私の愛を守るため。 一つの羞恥プレイだと思えば、がまんできます。 「あぅ〜、肉まん三つ」 「はい。かしこまりました」 肉まんを三つも食べるなんて・・・まったくこれだから獣は・・・。 まぁ、おかげで確実に殺れますね・・・。 真琴が来る前に用意しておいた毒入り肉まん。 その毒とは・・・かの有名な、○素・・・・・・・・・・ではありません。 代々天野家につたわる幻の秘薬「天空の遊園地」です。 ・・・なんだか、脳味噌がぶっ飛びそうな名前ですが、効果のほどは問題有りません。 わずか1mgで鯨をも昇天させてしまうほどの強い毒なのです。 ふふふ、そんな毒が入った肉まんを三つ・・・。 (私の勝ちです・・・♪) 「肉まん〜♪肉まん〜♪」 「ありがとうございました〜♪(嘲笑」 「早く帰って、祐一と一緒に食べよ〜っと♪」 ぶはぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!! 「まてぇぇぇっ!!」 「ん?なによぉ・・・」 「お、お客様・・・その肉まんはお客様専用となっておりますので・・・(てめぇ・・・祐一様までまきこんでんじゃねぇよ。この畜生ごときが!)」 「えぇ〜・・・祐一とたべるの〜!」 「し、しかし・・・お早く食べていただかないと・・・(いいから食えっつてんだろ!この蚊トンボが!!)」 「あうぅ〜・・・じゃ、いらない」 「なっ!!!」 くぅっ・・・この反応は予想外です。 この肉まん狂いの牝狐のこと、まさか肉まんを「いらない」と言うとは思いませんでしたね。 ・・・はっ!まさか・・・ この牝狐はこの肉まんに仕込まれた毒のことを知っていて・・・祐一様を暗殺するつもりじゃ!! 「そうはイカのジャム煮!!(爆死」 「うわぁ・・・まずそう・・・(違」 「お黙り!このアンチ・ホモサピエンス!貴様のような愚物に発言権は無い!発言の自由が欲しいならばせめて保健所に行って狂犬病の予防注射を終えてからにおし!!」 「あ、あぅ〜・・・(汗」 「私のらぶりぃまいえんじぇるである祐一様を暗殺しようだなんて・・・天が許しても法が許しても、愛の戦士であるこの私が許しはしません!覚悟しなさい!!その鼻毛を全部引き抜いて全部で何メートルになるか測ってやるんだから!!」 「いやぁぁぁっ!(泣」 ふふふ・・・我が家に伝わる伝説の罰の恐ろしさ・・・たっぷりと味あわせてあげます。 この世で最高の苦しみを味わいながら、私と祐一猊下の仲に割り込んできた罪の重さを後悔しなさい! その間に私たちは・・・ 「ぐへへへへ・・・♪(はぁと」 あんなことや、こんな事を・・・ はたまた、あぁんなことまで! あぁ・・・そんなっ!恥ずかしいです! ・・・でも・・・祐一さんのためなら・・・ 「あぅ〜。こいつ危ない〜」 待っててください・・・でぃあ〜祐一! いますぐこの獣を始末して、愛しいあなたの元へと参ります! 「と、いうわけで覚悟しなさ・・・って、居ねぇしっ!!!」 ・・・・・・どうやら・・・私の愛におそれをなして逃げ出したようですね・・・。 ふふふ・・・甘い・・・甘いですよ! このまま逃げ切れると・・・思わないでください!! 「・・・さぁ・・・狩り<ゲーム>の始まりです♪」 あとがき どうも、久しぶりの更新です(汗 いや、さぼってたんじゃなくてですねぇ・・・いろいろ書いてたんですよ。 長編の続きやら、新規中編とか、短編だとか・・・ついでにオリジナルもね。 でも、そのどれもがなかなか上手く進まないんですよ。 いやぁ、スランプって奴ですか?(そんな事言えるレベルかよ まぁなんとか更新がんばりますんで、見捨てないでくださいね♪ ・・・しかし・・・これ、続いてるけど、ちゃんと続き書くのかなぁ?(汗 ちゃんと続きは考えてるんですけど・・・ね。 ちなみに、なんとなく、次回予告なんぞ。なお、暫定版なので実際と違っても文句言わないでくださいね(笑 次回予告 誘拐された祐一姫をおって真琴大魔王の本拠地へと乗り込んだ勇者美汐。 しかし、彼女を待ち受けていたのは、数々のトラップと強敵達だった。 立ちふさがる未だかつて無い強敵に苦戦する美汐。 祐一姫にせまる真琴大魔王の魔の手。 はたして、勇者美汐は間に合うのか!? 祐一姫を救い出せるのだろうか!? 雪の降る街で、今、人類の存亡をかけた最終決戦が始まる!! 次回『翔ろ美汐。純潔(祐一の)のために!!』 |